「きざはし」芸能と和楽器の和製ミュージカル作品
※本作品は現在公開していません。
日本各地に伝わる特色あるお囃子や舞踊をモチーフとし、和楽器の演奏と組み合わせオンラインで配信される舞台作品を作りました。
作品タイトルの『きざはし』(階)とは、違う高さ同士を繋ぎ、行き来できるようにするものです。
私達は、立場や暮らす場所が違っていても、心を通わせたり力を合わせる事で、お互いの存在を感じたり尊重しあえる舞台を作ってきました。
この度の感染症流行への対策とその社会に及ぼす影響は甚大なものがありますが、芸能の持つ、人々の幸せを祈り願う力を借り、暮らす場所や立場の違いという垣根を超えて絆を深め、この事態を乗り越えていきたい、という想いを表現しています。
00:30 暗闇太夫登場 人の苦しみを糧にする闇の存在が現れる。
02:14 こま占い こまの綱渡りの曲芸で運勢占いをする。うまく渡ればご覧になっている皆さんのところへ良いことが
05:10 番楽 病魔退散を祈願する神楽の舞
08:56 篠笛独奏 特別ゲスト 木村俊介による篠笛の演奏 「赤とんぼ」
12:30 屋台 力強さと繊細な技巧、両極端な要素を合わせ持つ秩父屋台囃子を大胆にアレンジした演目。
15:21 火伏せ舞 燃え盛る炎を、足踏み(反閇へんばい)と扇の力で鎮める舞
17:49 天竜下れば~花鼓 全国各地の盆踊りを取り入れた舞踊と、各地の太鼓踊りの動きを モチーフとした女性の艶やかな太鼓踊りなど
23:45 だんじり 大阪のだんじり囃子をアレンジした演目。次々と変わるリズムとダイナミックな撥さばきが特徴的
27:43 八木節 華やかな唐傘踊りから意外な展開へ
28:58 暗闇太夫再び 人々の楽しそうな表情、幸せそうな様子に暗闇太夫は耐えられず、退散する
31:00 権現舞 東北地方の土俗的な獅子舞の一種、権現舞。歯がみの音が人に害をなすものを追い払う。
33:40 木村俊介 作曲「東風」合奏 皆様に明るい春が訪れますように、という願いを込めて。出演者全員による合奏
制作者 | 和力、花綯 |
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プロフィール | 和力 長野県阿智村在住の舞台芸能師、加藤木 朗が2001年に篠笛奏者の木村 俊介、津軽三味線奏者の小野 越郎を迎えて結成した芸能と和楽器のユニット。三者三様のゆるぎない芸と非凡なセンスを発揮して、芸能本来の特色を生かしながらも現代人の感性に寄り添う舞台を国内外で構成、上演している。 花綯 加藤木 朗が声をかけて結成した、南信州を拠点として活動する和太鼓と芸能のユニット。地元を中心にお祭りや行政の行事、学校公演等に出演し、女性が多いことによる華やかさと多彩な演目で好評を得ている。 |
Website | http://www.wariki.jp/ |