五色の風組「風のかみさまと わらべの御子の ものがたり」
※本作品は現在公開していません。
この演目は災難除けと五穀豊穣を願う華やかな人形による創作神楽です。
本来は生の舞台のみで行われる百鬼ゆめひなの人形一人劇を、オンライン上で鑑賞可能な映像作品にすべく、伊那谷に拠点を置くアーティスト仲間と集結し、30分を超える大作を制作しました。
数多の楽器を一人で巧みに操るのは演奏家で音楽監督の夏秋文彦。
物言わぬ人形・自然・気配までもの声をひろい墨絵・墨文字にして綴る書家アーティスト甕えみ。
風光明媚な景色と人形・音楽・墨彩が織りなす不思議な幻想世界をお楽しみ下さい。
天変地異を乗り越え、豊作の時を迎える象徴として、伊那谷の名物名産であしらった鮮やかな風のかみさまの衣装も大きな見所の一つです。
6:35~ わらべの御子、風のかみさまと出会う
12:52~ 神々は恵を与え、人は暮らす
16:33~ しのびよる悪神
19:21~ 禍、破壊の嵐
24:42~ 厄難は消え去る 光輝く豊穣のとき
33:30~ アーティスト紹介
照明デザイン・チーフ/森脇晃司
撮影・編集/中川賢司
制作者 | 百鬼ゆめひな |
---|---|
プロフィール | 【百鬼ゆめひな】 人形師。上伊那郡飯島町在住。自ら“ひとかた”(等身大人形)を創り、人への思いを込めて遣う。 一人劇でありながら複数のひとかたが情緒的に舞い踊っているかのように見える摩訶不思議な独特の舞台表現は 故 岡本芳一(百鬼どんどろ)により創作され、継承者となる。 国内外での単独公演の他に、能などの古典芸能、邦楽、ジャズとのコラボレーション、映画、TV 等に出演。深く人の心に棲む様々な思い― 祈りや願いを 創作の源にしている。 【夏秋文彦 Hico Natsuaki】 音楽家(鍵盤ハーモニカ、ピアノ、口琴、コンツォフカ、音楽教室、etc.) 鍵盤ハーモニカをはじめ数多くの楽器を操り、オリジナルの楽曲や即興演奏を中心としたライブ活動や、枠に捕われないユニークな音楽世界を展開。ソロパフォーマンスそして数多くのミュージシャンとのコラボレーションをしながら日本はもとより、世界各国で演奏活動を続けている。伊那谷に棲む音の万屋。 【甕えみ】 書家、墨象作家。 森羅万象の調和やエネルギーに意識を向け、主にインスピレーションや祈りを作品にしている。 書道教室、学校ボンティア講師他、月の満ち欠けや季節と書と心を結んだ独自のワークショップ、ペン字「美文字講座」など企画開催。筆文字デザインは、依頼により書体や表現を様々に書き分け、社名、店名、商品ロゴ、アーティストCDやTV タイトル、ポスター等、国内外多方面に提供。海外でも活動コンクール受賞。旧暦七十二侯を書にし、商品制作中。 |