比田井天来とその流れ
- 2025.5/17(土)〜6/22(日)
- 佐久市立近代美術館・油井一二記念館

新佐久市誕生20周年記念事業 佐久市立近代美術館・佐久市立天来記念館連携企画
比田井天来とその流れ
長野県北佐久郡協和村片倉(現 佐久市協和)出身の書家・比田井天来(1872-1939)。天来は、日本の近代書を切り開いた書家として知られています。日下部鳴鶴に師事して多くの碑法帖を研究した天来は、筆法を研究し、古典の臨書の重要性を説くなど、「現代書」の確立に大きな影響を与えました。
天来はその生涯において多くの業績を遺していますが、その中でも特に注目されるのは、古法(俯仰法)の発見と現代書表現のパイオニアとなる弟子を多く輩出した点です。その系譜は、いまなお書道界に受け継がれています。
本展覧会は新佐久市誕生20周年記念事業の一環として、佐久市立近代美術館と佐久市立天来記念館の連携企画として開催します。佐久市立近代美術館では、佐久市立天来記念館所蔵の天来の作品と、佐久市立近代美術館および佐久市立天来記念館所蔵の天来の直門たち、そしてその流れを受け継ぐ書家たちの作品を展示します。佐久市立天来記念館では、令和6年度に天来記念館に寄贈された《龍跳》(1920)を軸として、新規寄贈作品を中心に天来とその妻・比田井小琴の作品、そして佐久市立天来記念館と佐久市立近代美術館所蔵の門流の作品を展示します。
同時開催
コレクション展 近代日本画から現代の日本画へ―日本美術院再興110周年を記念して―
主催:佐久市、佐久市教育委員会
協力:株式会社天来書院
後援:佐久ケーブルテレビ、エフエム佐久平、佐久市民新聞、美術年鑑社、佐久市立近代美術館友の会、株式会社毎日新聞社、毎日書道会、株式会社二玄社、有限会社書芸文化新社、株式会社美術新聞社、株式会社匠出版、株式会社日貿出版社、株式会社日本習字普及協会、游墨舎ちゃんねる
開催期間 | 2025.5/17(土)〜6/22(日) |
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開催時間 | 9:30~17:00 |
休館日 | 月曜日 |
会場 | 佐久市立近代美術館・油井一二記念館 |
Website | https://www.city.saku.nagano.jp/museum/special-exhibitions/tenraiten_20250517.html |
お問い合わせ | 佐久市立近代美術館・油井一二記念館 TEL:0267-67-1055 |
料金 | 一般個人600円(一般団体500円) 学生個人410円(学生団体310円) ※20名以上の団体は( )内の金額適用 18歳未満観覧無料・高校生も無料 障がい者手帳等の提示により無料(本人及び介助者1人) 全国子育て支援パスポートの提示により団体料金(同行家族全員) |
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関連イベント
日時 5月25日(日曜日)
・講演会「比田井天来と桑鳩・鷗亭・翠邦・右卿・南谷」
日時 5月25日(日曜日)
時間 午後2時から午後3時30分まで
講師 比田井 和子(株式会社天来書院 取締役会長)
場所 佐久市立近代美術館視聴覚室
定員 50人
内容 書は芸術である。天来と門流が切り拓いた新しい書の世界を、書になじみのない方にもわかりやすく解説。1962年に録音された門流による座談会「天来を偲ぶ(音声テープ)」も紹介します。
参加は無料ですが、申し込みが必要です。
・席上揮毫会
日時 6月7日(土曜日)
時間 午後2時から午後4時まで
講師 内田 藍亭(書宗院運営理事)、金子 大蔵(創玄書道会評議員)、本田 英之(奎星会同人会員) 、松尾 鴻(独立書人団理事)
場所 佐久市立近代美術館視聴覚室
定員 50人
参加は無料ですが、観覧券が必要です。
申し込みが必要です。
・「展覧会ガイド」学芸員による作品解説
日時 5月18日(日曜日)、6月21日(土曜日)
時間 各日午後2時から1時間程度
参加は無料ですが、観覧券が必要です。
・スタンプラリー
佐久市立近代美術館と佐久市立天来記念館の2館両方に来館された方に、先着順でオリジナルグッズをプレゼントします。
※申し込みが必要なイベントは、4月1日(火曜日)午前9時から佐久市LINEおよび電話(0267-67-1055)で申込受付を行います。先着順に受け付け、定員に達し次第、受け付けを終了します。
会場 | 佐久市立近代美術館・油井一二記念館 |
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住所 | 佐久市猿久保35-5 |
電話番号 | 0267-67-1055 |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は開館)、祝日の翌日、年末年始、展示替え期間 |
Website | https://www.city.saku.nagano.jp/museum/ |