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信州ナレッジスクエア~主人公は私たち!!信州・知のポータルを使って長野県をもっと知り、世界と出会おう~

信州ナレッジスクエア~主人公は私たち!!信州・知のポータルを使って長野県をもっと知り、世界と出会おう~

信州ナレッジスクエア信州ナレッジスクエア

「長野県の文化」と一口に言って、どんなイメージを思い浮かべますか。個性的な文化を持つ地域がたくさんある信州を、一つにくくることはなかなか難しいように思います。いろいろな出会い方があり、県内に文化的な違いと共通点があって、それぞれの魅力がある。それが長野県の文化的特長とも言えるかもしれません。
こうした県内各地のさまざまな文化活動を通じて蓄積されてきた情報に、オンラインで心地よくアクセスできる仕組みを、このたび、県立長野図書館がつくり上げました。信州・知のポータル『信州ナレッジスクエア』です。「ポータル」は入口、「ナレッジスクエア」は知識の広場という意味。長野県に関する多彩な社会的事象や、デジタルで集積された貴重な資料を縦横に検索し、活用することができるオンラインサービスです。
『信州ナレッジスクエア』の最大の特色は、地域の情報を主役とし、暮らしや地域の写真などさまざまな資料の「デジタルアーカイブ」を、地域の皆さん自身が参加してつくっていけることです。開設されたばかりの『信州ナレッジスクエア』について、その使い方、育て方から、画面の向こうに広がる豊かな世界について、3人の皆さんにうかがいました。

『信州ナレッジスクエア』を運営するのは県立長野図書館です。同館ではここ数年、平賀研也前館長のもと、デジタル時代における図書館のあり方、県立図書館の役割を、専門家や県内外の図書館関係者、そして県民の皆さんを巻き込んだ事業を通して模索してきました。
長野県では総合情報サイト『信州デジくら』で自然、文化、歴史などの社会的資産をデジタル画像として記録・保存し、地域文化を次世代に継承する取組を実施していました。県立長野図書館ではこれを引き継ぎ、新たに『信州デジタルコモンズ』として運営。長野県立歴史館、長野県信濃美術館、信州大学附属図書館がデジタルアーカイブでの協力関係を築き、その最初の成果として『信州ナレッジスクエア』をつくり上げました。県立長野図書館が運営主体となり、市町村の美術館、博物館、図書館、文書館をはじめとするさまざまな施設と連携しながら、「信州にかかわる知」を集約したプラットホームを構築していきます。

信州ナレッジスクエア

信州にかかわる世界中の情報を整理し、活用できる

『信州ナレッジスクエア』は横断検索やデジタルアーカイブなど5つのデジタルサービスから構成されています。そのサービスについて紹介します。

  • 世界から信州を探せる「信州サーチ」
    県内外の図書館、博物館、美術館などが提供するデータベースやアーカイブ、ウェブサイトのなかから「信州」に関することがらを探し出すことができます。
  • 地域の記憶を記録する「信州デジタルコモンズ」
    市町村とも連携しながら信州の人びと(=県民の皆さん)が営んできた身近な生活の記録を画像や映像などの情報資産として蓄積していくことで、「知の共有地」として活用できるデジタルアーカイブです。
  • 連想の広がりを体験できる「想・IMAGINE・信州」
    入力した言葉や文章、キーワードから連想するようにして活字情報と本や画像がつながり、思いもしなかった文脈の新たな発見や発想が生まれます。
  • 自分の根っこを確かめよう「eReading 信州学」
    信州の身近な地域の姿から課題を再発見する「信州学」のテキスト(長野県教育委員会が高校生のために編集)を、インターネット辞典や新書などほかの情報源とつなぎ、調べながら読むことができます。
  • 信州の図書館から本を探せる「信州ブックサーチ」
    長野県内にある図書館の蔵書データをつなぎ、探したい本がどこの図書館にあるかを素早く見つけることができます。

これらの機能は単独では展開されていても、すべてが一体となったポータルサイトとなると、全国でもかなり先進的な取組なのだそうです。『信州ナレッジスクエア』は「長野県」「信州」という切り口から、あらゆる情報資産にたどり着くことを目標にしています。また国の分野横断統合ポータル「ジャパンサーチ」とも連携しており、「長野県のデジタル情報のつなぎ役」として、長野県の情報資産を国内外に発信することもできるのです。

『信州ナレッジスクエア』を通して、地域情報に関する仕組みを体系化したい

『信州ナレッジスクエア』の構築には、国立情報学研究所やさまざまな企業の最新の技術が活用されています。キーパーソンの一人が、日本最大の図書館蔵書検索サイト「カーリル」を運営する同名IT企業の吉本龍司さんです。「カーリル」は県立長野図書館と2018年に連携協定を締結。そして超高速横断検索システムAPI(カーリルUnitrad API)を実装した「信州サーチ」と、長野県図書館横断検索システム「信州ブックサーチ」を開発しています。

「『信州ナレッジスクエア』で実現したことは、図書館が世のなかにある膨大な量の情報から、どんな蔵書を選ぶか、コレクションとしての本のまとまりをつくってきたかの延長線にあると思っています。図書館は館(やかた)のなかに本を集めたわけですが、それをデジタルに置き換えたらどうなるか、が原点です。データベースは、「CULTURE.NAGANO」のようなサイトが発信する生の情報から市町村が持っているデジタルアーカイブまで多種多様。紙の本においてはどう選び、分類し、保存するか否かまで図書館情報学で体系化されています。しかしインターネットサービスや地域の情報の仕組みはまだ体系化されていません。そういう意味では『信州ナレッジスクエア』が一つの先進的な取組になればと考えています」(吉本さん)

たとえば、おなじみの大手検索サイトはさまざまな背景を持つ、より多くの人びとが使いやすいように標準化された情報の提供が基本になっていますが、「信州サーチ」で検索するとすべてが「キーワード×信州」になって現れてくるのです。

「Googleでラーメンと検索すると長野市在住の方にはまず長野市のラーメン店の情報が提供されます。それはGoogleが情報と地図の関係を重要視しているから。『信州ナレッジスクエア』では、”信州”と”ラーメン”を掛け合わせた情報がまとまりになって出てきます。通常の検索でヒットしないインターネット上の情報(深層ウェブ)、検索した先のPDFの中身、博物館が所蔵している箸袋、研究者が学会に参加した際にどこでラーメンを食べたか書かれたブログまで探してきてくれます。そのときに図書館の意味が出てくるんです。だれがその情報を持っているかを整理するのは図書館の位置付けになるから。従来の県立図書館の取組は、どんなに先進的でも県内を出ていません。でも長野県の情報は長野県以外の方も持っていて、ここに目配せすることがダイナミックな運用につながるでしょう。信州のことだけれども、信州にないものをどう扱うか、県立長野図書館にはそれらを全部集めるという気概で頑張ってほしいですね」(吉本さん)

信州ナレッジスクエア吉本龍司さん

[新旧館長対談]平賀研也前館長×森いづみ新館長
『信州ナレッジスクエア』は県や市町村、 官民を超えた長野県を知るためのポータルサイト

信州ナレッジスクエア平賀研也前館長と森いづみ新館長(ZOOMにて)

県立長野図書館ではこの4月、平賀研也さんから森いづみさんへと館長のバトンが渡されました。
平賀前館長のもとでの5年間は、従来の読書推進を担う業務に加え、新しい知識・情報・技術が飛躍的に重要性を増す知識基盤社会に不可欠な「情報基盤」としての図書館、地域に根ざし未来をつくり出すための「学びの核」となる図書館を目指して「情報」「人」「場」の改革に取り組みました。その柱が、信州・知のポータル『信州ナレッジスクエア』の構築です。
森新館長は、公共図書館以上にデジタル化が推進されているいくつもの国立大学図書館で経験を積み、信州大学附属図書館では副館長として『「信州 知の連携フォーラム」におけるMLA連携の試み』を担当しました。そんなお二人に『信州ナレッジスクエア』について伺いました。

平賀さんは民間企業を経たのち、公募で伊那市立図書館の館長になられ、県立長野図書館の館長には県教育委員会が「企画力強化のための外部人材登用」「資料のデジタル化」を打ち出したタイミングで就任されました。在職の期間、意識して取り組まれたことについて教えてください。

平賀
僕が学生だったころは、知識を得るとすれば本か先生くらいしか選択肢がありませんでした。ほんの40年くらい前の話です。しかし就職後の技術革新は目覚ましく、研究者や学生のためだけではなく、すべての人が自分の机の上で画像やテキストを編集でき、知的な創造物を生み出せるようになった。インターネットにより世界中のあらゆる情報を探せるようになった。
けれど13年前に伊那市立図書館の館長になって驚いたのは、図書館や学校ではその恩恵を享受していなかったんです。図書館を使う私たち自身の知識を得る方法も変わっていなかった。そのころ電子書籍元年と言われ、タブレット端末が急速に登場したこともあって、伊那時代は、これらを使って「知る」ということを突出させて見せよう、新しい情報との付き合い方に出会おうということを始めたんです。僕は本当は本がすごく好きです。でも本はとりあえず横に置いておこうと。
そして県立長野図書館で取り組んできたことは、リアルな図書館の場にみんなが楽しくワクワクできる情報のポータル、検索や情報をつくる仕組みの基盤をつくろうということでした。それが『信州ナレッジスクエア』。とはいえ新しいことをやったつもりはなくて。知ること、図書館であること、本であることなど本質的な部分を「今の時代に考えたらこうなるでしょ」ということなんです。せっかくのチャンス、せっかくの技術に追いつこうとしただけに過ぎません。

信州ナレッジスクエア信州・学び創造ラボ
信州ナレッジスクエアラボカフェ(Labo.Cafe)の様子
信州ナレッジスクエアラボ・デザイン会議の様子

森さんはどういう経緯で図書館に出会われたわけですか?


私の夢は、図書館を介して平和で心豊かな世のなかを実現することです。私たちはどうしても不安などさまざまな感情、知らないものに対する拒否感を持ってしまう生き物ですが、それらへの対処は、まず「知ること」から始まると思うんです。たった一人の英雄が成し遂げることではなくて、私たち一人ひとりの心の持ち方が平和をつくる。そのための情報を図書館が提供できたら。というのは後づけで(笑)。学生時代に図書館でアルバイトをしたとき、一生かけても読み切れないような本の連なりを見て、この知識、知の体系のなかで働いてみたいと思ったのがきっかけです。

これまでいくつもの国立大学の図書館で働いてこられました。時代的には最初からデジタルの波の真っただ中にいらしゃったわけですか?


就職したのがインターネットが出始めのころで、この30年は大きな技術変化の時代とちょうど重なっていたと感じています。大学の図書館は大学改革や世のなかの技術の進展とともに、大きく変化してきました。授業がアクティブラーニングを取り入れれば、図書館もそのための空間をつくります。情報流通や研究のあり方が変われば、情報提供のあり方も変わります。オープンアクセス(だれでも無料で学術論文にアクセスできる)の推進によって、世界中の論文がデジタルで読めるようになりました。多くの課題を抱えつつも、この分野ではかなり進んでいると言えそうです。

そして信州大学へ来られて、『「信州 知の連携フォーラム」におけるMLA連携の試み』を進められました。


信州大学附属図書館の館長をされている渡邉匡一先生の、研究者、図書館利用者としての苦労話を聞いて、身につまされました。同じ研究にまつわる情報なのに、これは図書館、これは美術館、これは博物館というふうに分かれていて、情報に触れるにはそれぞれのルールに従わなければいけないし、時には見せてもらえない場合もある、「そんなことでは研究が進まない」という思いが若いころからずっとあったのだとか。あるときMLA連携という概念と平賀前館長に出会い「これだ!」と思われたそうです。MLA連携とは博物館・美術館(Museum)、図書館(Library)、文書館(Archives)などの文化施設に分散されている資料、情報をインターネット上に融合して使うことができるというものです。2016年度の第1回フォーラムのとき私は東京の大学で働いていましたが、長野県立歴史館、長野県信濃美術館、県立長野図書館、そして信州大学附属図書館の館長がそろい踏みしている様子を見て、「これはすごい、長野県は面白くなりそうだ」と感じたのを覚えています。

信州ナレッジスクエア信州 知の連携フォーラム(第2回)
信州ナレッジスクエア信州 知の連携フォーラム(第3回 1日目)
信州ナレッジスクエア信州 知の連携フォーラム(第3回 2日目)

自分ごとの情報、歴史にスポットが当てられる(平賀)

『信州ナレッジスクエア』を実際に使ってみていかがですか?


Googleと「信州サーチ」を比べると一目瞭然なのですが、玉石混交の世界で玉が圧倒的に多いという感じがします。学びに使える典拠のはっきりした多様な情報が出てくるという意味で、Googleでは探せないものに出会える世界だと思います。

平賀
ある意味では不便なインターネット。Googleでは世界中のいろいろなものが探せる。でも信州サーチは「信州」という僕らにとって身近な場所について、いろんな条件の絞り方をすることで、より多様な情報にアクセスできる。Googleがあるからいらないという人もいるかもしれないけど、より多くの人に自分ごととして興味を持ってもらったり、面白がったりしてもらうための道具だと思います。


ウェブでは物理的な制約がありません。『信州ナレッジスクエア』は国立国会図書館にもつながっていて信州で集めた情報がジャパンサーチで検索されることもあるでしょうし、逆に国立国会図書館にある信州関係の情報を引っ張ってくることもできます。

信州ナレッジスクエア平賀研也前館長

平賀
「想・IMAGINE・信州」という連想検索もなかなか面白いですよ。Googleも「信州サーチ」も特定の言葉が入ってるものを探してくるわけですが、連想検索は言葉が入っていなくても距離が近い内容をAIが文脈から探してきてくる。さらにその情報を新書などと関連づける仕組みになっているんです。「なぜこの本?」というものも「うん、この本だ」というものも出てきます。次に何を調べたらいいか、新しいヒントとして面白いと思いますね。


あるとき物理学者さんと話していたら、「図書館で背表紙を眺めているときに、ハッとひらめくことがある」という話が出てきました。それをセレンディピティ(予想外の発見)と表現されていましたが、連想検索の仕組みはまさにセレンディピティをもたらしてくれるツールだと思います。
もう一つ注目したいのは「信州デジタルコモンズ」。アーカイブには、美術館や博物館が持っている「機関アーカイブ」、地域で暮らす人が持っている「収集アーカイブ」があります。「機関アーカイブ」をデジタル化する動きはずいぶん進んでいますが、「収集アーカイブ」に力を入れようとしていることが、身近な事柄から新しい世界の入口につなげるという『信州ナレッジスクエア』の可能性を広げていくと期待しています。もともとの構想から、地域の皆さんにアーカイブのつくり手として参画していただける仕組みを内包してあるので、ぜひ生かしたいです。

平賀
そうですね。僕らは情報の世界をグローバル化してきました。けれどそこにある種の制約を設けることで、より面白い情報の塊をつくることができる。下記の氷山の図は僕が書いたものですけど、「国レベル」と書いている部分は歴史で言えば正史、だれかがオーソライズさせたものです。その情報が「正倉」だとすれば市町村やコミュニティレベルの情報は「郷蔵」、ファミリーヒストリーは「土蔵」です。でもファミリーヒストリーは今、土蔵ごと壊され、忘れ去られる運命にある。僕らが学校で習う上澄みのような歴史は、ある意味では他人事です。でも土蔵の情報は家族のこと地域のことで自分ごとだし、とても身近なもの。そういうものをレスキューするのもMLAの責任。だから『信州ナレッジスクエア』ではこの氷山の図をひっくり返して、自分たちの歴史や情報を再発見し、創造し、使うという発想です。そして森さんもおっしゃったように世界とつなぐ入口でもある。

信州ナレッジスクエア氷山の図
信州ナレッジスクエア氷山の図

私たちは未来をつくるために今を記し、蓄積している(森)

森さん、この取り組みを引き継ぐ上でどんな思いを抱いていらっしゃいますか?


私が初めて平賀さんの活動を知ったのは、伊那での「高遠ぶらり」でした。デジタル化した古地図と現在の地図を重ね合わせての街歩き。リアルとバーチャルの組み合わせ。地域を巻き込んだ実践がとても新鮮で、「なるほど、こういうことか」と腑に落ちたというのが、原体験です。
『信州 知の連携フォーラム』は、各館の長が理念を語る1、2回を経て、第3回から各館がリレー形式で、より実践的なワークショップを行うことになりました。2019年3月に信州大学附属図書館が担当し、次は県立長野図書館の順番です。2020年度中に、県民の皆さんと『信州ナレッジスクエア』を一緒につくっていくワークショップを企画しようと、館内でアイデアを練っています。
それから「信州サーチ」は現在18のデータベースを対象にしていますが、もっと増やしていきたいです。市町村の美術館・博物館、図書館、文書館はもちろんですが、議会図書室や男女共同参画センターの蔵書、さまざまな分野の研究機関の報告書は、今まであまり知られていない、とても有用な情報の宝庫です。これらを各機関と連携しながら「見える化」していきたい。今年度はこの二つの作業を並行して進めていこうと考えています。

信州ナレッジスクエア森いづみ新館長

平賀
知ること、表現すること、そして表現してみることで知識が体験に結びつき、その体験がより深く知ることに結びつく。そうした取組は公共図書館よりも大学図書館の方がずっと進んでいます。そのなかでも先鋭的な取組をしてきた森さんだからこそ、公共図書館を利用する方々が情報を使って表現する、コミュニケートする、あるいは自分自身を深めていくという環境がどんどん進んでいくと思いますよ。


頑張ります。私たちは未来をつくるために、今の生活の記憶を記録し、蓄積しています。そうした営みを、博物館・美術館、図書館、文書館などの機能分担は尊重し、現物を大事にしながらも、デジタルの世界ですべてを分け隔てなく知るきっかけとして、『信州ナレッジスクエア』が「なるほど」と思ってもらえるような役割を果たせればと思います。県立長野図書館はその下支えをしていきます。

「CULTURE.NAGANO」も『信州ナレッジスクエア』のデータベースの一つになっています。このことにより、たとえば、インタビューやイベント情報をきっかけに興味を持った事柄を専門的な論文で調べたり、逆に、学術研究が日常生活にどう溶け込んでいるかを知ったり、ということが、『信州ナレッジスクエア』を使うことでスムーズにできるわけです。

「『信州ナレッジスクエア』のようなサービスがあることで、当初は想定をしていなかった新たなサービス、探し方が現れてくるかもしれません。その積み重ね、繰り返しでサイトが育っていきます。枠組みはできました。信州の皆さん、これからは一緒に学び方、遊び方を考えていきましょう。私たちも一緒、より有効な仕組みを考えていきたいと思います」(吉本さん)

長野県文化芸術情報サイトとして「CULTURE.NAGANO」をより魅力あるものとし、信州のさまざまな地域文化活動のアーカイブを充実することによって、『信州ナレッジスクエア』の進化・深化にも貢献していけたらと思います。またそれは同時に「長野県の文化」を次世代につなげることになるでしょう。

取材・文:いまいこういち(サイト・ディレクター)

信州ナレッジスクエア
信州ナレッジスクエア

横断検索やデジタルアーカイブなど5つのデジタルサービスから構成。「信州」という窓からさまざまな情報を手にし、世界を再発見し、未来をつくるための「知の広場」です。

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